天気のせいか、体のいろんな所が痛くなり、カイロプラクティックに行ってきました。普段は節約して安いマッサージに行くのですが、今回は痛すぎて予断を許さない状況。スタッフは人体解剖学とかも勉強している信頼できる女性の先生です。頭痛が1番辛かったのですが、1分でできる超簡単な体操を教えてくれて、それを1回やっただけで頭が一回り小さくなり、重かった頭がスッと楽に。これはすごい!と感動したので、本日はこの「元気になる体操」をご紹介します。
「元気になる体操」とは
教えてもらった「元気になる体操」は、3つからなります。
- 極性タッチ
- 手上げ法 又は かかと上げ法
- 仕上げの波動法
3つをセットで1日1回やると良いらしいですが、単体で行ってもOK。私は①の極性タッチだけでも、頭が小さくなりました。この体操は元々以下の本に書いてあるようです。
出典:「『脳の呼吸』を整えれば、あなたの全身はよみがえる!」宮野 博隆、現代書林、2016年発行
著者の宮野博隆さんは、国際的なカイロプラクティックの学会で研究者大賞を受賞した先生で、脳の脊髄液を調整することで、痛み・難病・うつ病をケアする方法を提唱しています。頭が大きくなっているのは脳脊髄液が溜まっているからで、脳が圧迫され、血流が悪くなっているために、心身に不調が起こるとのこと。そこで、頭に溜まった脊髄液を排出し、血流を良くするための運動が「元気になる体操」というわけです。
それでは「元気になる体操」のやり方を①から順に紹介します。
①「極性タッチ」
体の側面をパタパタ叩く体操です。頭にたまった脳脊髄液を下に降ろします。
やり方
1.はじめに、頭の大きさを測ります。
耳の上に手のひらの付け根を合わせ、頭頂部で両手の中指がどれ位付くかを見ます。私は丁度、中指の先が付くくらいでした。
2.手を広げ、足を肩幅に開きます。
仰向けに寝られればベストですが、立っても座ってもOK。
3.右手で右足の太ももを軽く一瞬叩きます。
叩いたらすぐ元の位置に戻します。
4.左手で左足の太ももを軽く一瞬叩きます。
叩いたらすぐ元の位置に戻します。
5.交互に20回繰り返します。
6.最初と同じように頭の大きさを測って効果を検証します。
私は中指が第一関節まで重なるようになりました!
なぜ頭が小さくなるのか?
人の体には微弱な電気が流れていて、手は一方がプラス、もう一方がマイナスの電気を帯びているそうです。交互に体の側面を叩くとプラス⇆マイナスに電気が流れて、頭に溜まっている水分(脳脊髄液)が下に流れて行くために、頭が小さくなるそうです。
注意点
子どもを抱っこしたままやると、電流が妨げられて効果が出ないそうです。子どもは降ろしてやりましょう。
②手上げ法 または かかと上げ法
寝られれば「手上げ法」、座って行う場合は「かかと上げ法」を選択します。下に降りた水分を、上に上げて循環を良くする体操だそうです。
やり方
手上げ法
1.仰向けになり、左手を上げて15秒キープする。
2.降ろして15秒キープする。
3.これを4回繰り返す。
かかと上げ法
1.椅子に座り、右足のかかとをゆっくり1cm上げて15秒キープする。
2.これを4回繰り返す。
注意点
- 次に行う時は10分間隔をあけます。
- 手上げ法は左手のみ、かかと上げ法は右足のみと教わりましたが、どちらの頭が大きいかによって左右が変わるそうです。手を上げた方の頭が大きくなるそうなので、右側の頭が大きい人は、左手を上げる・・という事だと思います。ネット検索すると、両手、両足を交互に行うと書いている方もいます。
③仕上げの波動法
これも簡単で普通に気持ち良い!自律神経が整う体操で、リラックスできます。
やり方
額(髪の生え際)をこぶしで軽く叩くだけ。
おわりに
頭に水分が溜まってるっていうのもビックリしたけど、手で叩くだけで体を電気が流れるっていうのもビックリしました。そして、わずか1分で効果があるのに感激しました。人体の不思議。毎日寝る前にやれば、頭の大きさをリセットして、気持ちよく寝られます。カイロプラクティックが終わったら、先生が「小顔になったはずだよ」って言ってたから、頭だけじゃなくて顔のむくみも取れるのかも!?頭痛や頭が重い感じで困っている方はぜひ試してみてください!
本の著者・宮野先生の治療院のHPを見たら、難病、うつ病にも効果があるみたいだし、赤ちゃんもやってる・・!確かに、脳の活性化になるなら子どもにもやってあげたいですよね。体の痛みや、気持ちの落ち込みは誰でも経験することだと思うので、子どもにも絶対教えてあげようと思います!
▼宮野治療院のHPはこちら▼